蝶の羽根岩(ちょうのはねいわ)
尾川川には、流紋岩の柱状節理の珍しい風化現象を見ることができます。その模様を2つ合わせると蝶が羽を広げたように見えることから「蝶の羽根岩」と呼ばれています。
岩石中に鉄分が含まれているため、風化によって表面から徐々に酸化が進み、赤く変色していきます。
流紋岩はもともと灰白色ですが、岩石の割れ目から風化が進み川の流れによって浸食が進んだため、このような形になったものと考えられているようです。
市内の海岸部でも同じような柱状節理の風景が見られます。その代表が「楯ヶ崎」です。
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